沖縄市民200

j45time2006-11-12


2006年の今年は二度目の参加の沖縄市民200キロ。土曜の朝に家族から車で新宿まで送ってもらい、新宿からはリムジンバスで羽田まで向かう。渋滞はあるが予想以上に早く着く。空港で偶然に二戸さん家族とお会いする。かわいいお子さんとおくさんも一緒だ。先週のトラブルの件などをちょっと立ち話をする。
今回の沖縄ツアーはいつも練習で一緒に走っている肥後くん、後藤さんと一緒に参加する。飛行機を降りると、那覇空港から少し離れたDFSまで送迎バスで行く。夕方なので渋滞気味で予想以上に時間がかかる。車を借り、名護につくころにはすでに夕食の時間になってしまう。時間が無く、前日のエントリーを御願いしていた糸瀬さんが親切にゼッケン一式を夕食を取っている我々のお店まで届けてくれた。お世話様です。ここでタローくん、ショーゾーくん、イイダさんともお会いする。
レース当日は4時半起床。車で会場へ向かう。用意に手間取っていたら、市民200はすでに並んでいいた。スタートから70キロは平坦。チェーンを落としている人や、接触してしまった人がいて、なんでもないところで落車がある。普久川ダムの登りでは先頭10番以内で登り始め、超えるころには、第一集団のケツになんとか着いていったが、下りに差しかかる最後のちょっとした登りで左足に痙攣の兆候があらわれたため、ペダリングを休めてしまう。もう少し先頭集団についていけると思っていたのに残念だった。しばらく流していると、福田さん、今井さん、寺林さん、かわいさんを含んだ集団になる。肥後くんは前にいたが、やはり一緒になる。なんだか沖縄で開催のクラブランのようだ。いつものなるしまメンバーがいて心強い。岬の先端を回り、みんなでローテーションをする。ここでは特に福田さんとクラブシルベストの人が力強くガンガン行く。途中からはかわいさんもローテーションに加わり、みんなで再びダムの入り口を目指す。2回めの登りはゆっくりペースだが、登りきった補給ポイントあたりで、この集団の最後尾になってしまう。なんとか集団の後ろについていたが、下りで補給を取って安心していたところ、自分の前にいた130キロの参加者3名が長いくだりで中切れを起こしていた。ここが無駄な失敗だった。集団は一度見えなくなり、平坦で発見したが、ちょっとの差だが、ヘロヘロの状態で追いつくのはかなりキツい。他の参加者と二人でなんとか追いつき、その間に追うのにかなり無駄足を使ってしまった。ただでさえ疲れているところに、追い打ちをかける疲労困憊状態となってしまう。肥後君に、自分はローテーションに入れないと伝える。その後は少しのあいだ、金魚のフン状態だった。カーボショッツを2個流し込み、しばらくすると、だんだん復活し、ローテーションに加われるようになってきた。ここからはアップダウンをなんどもなんども超えていく長い長い道のり。しばらくすると、先方になるしまジャージ発見。メカニカルトラブルで遅れていた会長だ。会長が自分の横について、<先頭はずいぶん先にいったけど、みんなタイムアウトは大丈夫なの?>と話かけられる。会長はその後ローテーションに加わってきた。そして、何度か引いた後には加速して我々を少し離してしまう。ちょっと後に追いついたが、会長の効果で、この集団のなるしまメンバーの中には、沖縄の風とともに燐とした空気が流れたと感じていたに違いない。
最後の給水補給をとり、へろへろな状態で、源河の坂の入り口にさしかかる。坂の途中で、なるしまレディースの応援とともに、けんちゃん夫妻が応援してくれていた。応援は有り難いなあ。最後の辛い場面だが一瞬、苦しみを忘れられた。ここでは肥後君と自分が並んで集団の前を並んで登っていった。坂の途中で振り返ると大きな集団は10名ちょっとに小さくなっていた。自分と一緒に、今井さん、福田さん、少し前に肥後君。メンバーを確認後に途中の下りでペースを上げる。このような場面では力のある福田さん、今井さんが心強い。坂の途中で神戸さんを発見する。最終関門の源河を過ぎ、他のメンバーも含め、みんなでローテーションをしながらゴールを目指して走る。最後のゴールは福田さん今井さんが加速!自分は流して見送る。
ゴール後は会場内の広場でパーティー。参加メンバー、応援の仲間、同行家族とワイワイと飲んで食べる。力を出し切った人も、悔いが残る人もみんなでレース話に花が咲く。沖縄の太陽のもとでゆっくりと楽しい時間が過ぎてゆく。夜には名護の沖縄料理店に集まり、なるしまメンバーの懇親会を行った。
自分としては2度目の参加の沖縄市民200キロ。順位は87位で昨年より少し悪いが、みんなで力を合わせて走ってきた今回のレースは昨年とはまた違う達成感がみなぎった。昨年はダムの登りの中程で切れていたが、今年は坂を登り終えた後にもなんとか視界内に先頭集団をとらえていたので自分なりに進歩したかもしれない。また、いろいろと反省点もでてきた。まだまだ経験不足だ。
今回はいつも一緒に走っているクラブのメンバーで楽しく、そして心強かった。みなさん有り難う!お疲れ様でした。
また、来年もチャレンジしたいと思う。

順位87位  走行時間5時間43分  アベレージケイデンス96回転  消費カロリー4500キロ(ポラール