明和電気ではないですが凄い技術です。560キロでるとは立派です。

以下引用

新明和工業兵庫県宝塚市)が製造するUS2の性能で特筆すべきは、世界で唯一、波高3メートルでも海面に降り立つことができる能力だ。カナダ・ボンバルディア社のCL415が着水可能な波の高さは1.8メートル、ロシア・ベリエフ社のBe200が1.2メートルであることを考えれば、US2の能力の高さが理解できる。
 最高速度は時速560キロ。荒波の上に着水するためには速度を落とさなければならない。しかし、航空機は速度が遅ければ遅いほど浮き上がる力を失ってしまう。US2は主翼から大量の空気を噴き出すことで時速約90キロでも機体姿勢を維持し、330メートルの距離があれば着水できる。
 主翼に取り付けられた浮き(フロート)でエンジンやプロペラを水から守り、機体に施された特殊な溝や突起物で着水時の波しぶきを防ぐ高耐波性技術を採用。電子制御で機体を操る「フライ・バイ・ワイヤ」や自動操縦装置を導入したことで、機敏な動きの中での安定性を確保した。>