沖縄市民200

三回目の参加の沖縄。初参加は70番台、前回は80番台なので今回はもう少し上を目指したいという希望の参加でした。7時にスタートしてなかなか速いスピードで進みます。が海岸線へ出ると強烈な向かい風のためかなりのスピードダウン。今年は前の方に位置を取って時々先頭交代も加わっていたので坂へ入る前の様子が解りました。ダムの坂へ入るトンネルでは奈良さんとチームメイトが2名で引いていたのでそこに加わり先頭で坂へ突入しました。ここからはいつもように段々と後退してしまいます。しかし、登り切ったところでなんとか先頭集団のしっぽのあたりに付くことができました。ぼくの前は知り合い君が見えたので上手くつないで下ればクリアーと、思っていたら知り合い君失速。慌てて踏み回しているとロングランでご一緒だった井上さんが来ました。この方の強さは知っていたので、二人でグイグイとまわしていると集団へ戻る事ができました。ロングランで知り合っていて良かったです。集団にいるととても楽です。奥の登りもみんなのペースでクリアー。若干逃げている人がいるようですが、ここがメインの大集団。優勝候補の方々が一緒に走っています。集団は海岸線もなんなくこなし、二回目のダムの坂へ突入。ここから段々と後退してしまいみんな切れ切れ。登りの中盤から漆戸さん、福田さんと進みます。漆戸さんからのアドバイスで<脚を使いきらないで残すようにとの事>やはり経験豊富な人は先の事を考えています。 登り終わるころに福田さんが加速して集団を追っていきました。僕らは淡々と進みボトル補給を貰って下りに入ります。浅見くんを含めた三名でしばらくいきますが、途中で浅見くん、自分の順に漆戸さんから切れてしまいました。切れた自分はかなりの間一人で走りました。地元の人が沿道で太鼓などを鳴らして応援してくれています。嬉しいな〜こういう応援!これも沖縄のレースの楽しさの一つでしょう!しばらくすると後方から200と130の千切れグループの寄り合い集団がやってきました。ボクもこれに乗り源河入り口まで一緒に走りました。集団といっても元気が無く、楽なのですがこのままぬるま湯に入っているとどんどんと順位を落とします。源河の入り口前で一人が抜け出して行きましたが、ちょっとペースが速すぎです。数十秒後にやはり沈んでしまいました。自分は登りでコントロールをしながらリストラ&生き残りを行いました。しかし今回のこの坂は辛いです。さきほどの一人で走った影響が脚を苦しめています。今まででの沖縄の同じ坂で一番苦しくて13キロとかでています。でも我慢して先頭で淡々と進むと自分を含めた4名になりました。ゼッケンの色を確認してこのままのペースで下りに入ります。海へ出ると最後の平坦区間です。しかしローテーションが上手くまわりません。<協力してローテーションで進んで後方に追いつかれないようにいきましょう!>と声をかけました。ブラームスの松本さん(この方もロングランでご一緒)も声かけをしてくれて段々と回りだしました。段々と吸収し、ずっと40キロくらいでまわしてこのままゴール。ゴール後に松本、井上さんと握手。夜はみんなで集まって食事をして楽しい沖縄は終わりました。
今回のレースの反省点とこれからの課題は。最後の一踏ん張りの力の無さ、集団から切れない登坂力、無駄な力(走り)をしない、無駄にならない走りなどです。しかし前回より少し成長した事は2本目の坂の途中までついて行けた事です。次回はこれらの課題を目標にして行きたいと思います。