歯痛

昨日に続き通常予約のむしば外来へ。どうも違う歯も危ういようで昨夜から激痛が追加されダブルの痛みとなりました。痛み重増さんですね。上下に痛みがあり良く噛めません。今日の麻酔はインターンの下請けさんで多少ビビリが入りましたが問題無く作業を終えほっとしました。先生は相変わらず淡々と作業をし2回分の予約を確保してくれました。ということはすぐには治らないということですね。念のため質問したところ、運動は激しくしてはいけないそうです。ということでしばらくは激しくならないように運動をしようと思います。
どのくらいからが激しいのかはその人の判断でしょうか...



子供にも解り易そうですね。

■ 『いのちと放射能』<ちくま文庫> ■
   柳澤桂子 著/筑摩書房/2011年5月/560円(税抜)

  柳澤桂子さんは生命科学の研究者として、「放射能は生きものにとって
 非常におそろしいものである」ということをだれにもわかるように説明し
 てくれています。
  放射線は物質を通り抜ける強い力をもっています。そして、このような
 放射線を出す作用を放射能と呼びます。
  なぜ放射能はおそろしいのでしょうか。
  放射線は人間の細胞の核の中にある情報テープ(DNA)に傷をつけた
 り、切断したりして、突然変異を引き起こします。その結果、放射能によ
 って、細胞がガン化したり、奇形児が生まれたりします。放射能は微量で
 も、表面にはあらわれないDNAの傷は子孫に伝わっていき、何代も蓄積
 して人類が存続する限り、受け継がれていきます。放射能がほんとうにこ
 わいのは、人間だけでなく、すべての生物において突然変異の蓄積が進む
 ことです。どのような変異なのかは予測もつきません。
  原子力を利用することによってたくさんの放射能に汚染されたゴミ(廃
 棄物)が出ます。半減期の長い元素はどう処理してよいのかわからないの
 が現状です。私たち人間は自分たちの快楽のために、捨て方もわからない
 ゴミをどんどんつくり出して地球を汚しているのです。
  「人の心のあり方・生き方」が現在の環境汚染の基になっていることを
 彼女はこの本で指摘しています。ものごとを科学や経済といった一つの側
 面から見るのではなく、広い感性の世界から感じること、いのちを受け継
 ぐものとして、私たちひとりひとりがどのような生き方を選択していくか、
 自覚して行動することへの問いかけがなされています。