佐渡ロング

初参加の佐渡ロング。佐渡ビギナーです。今年から糸魚川参加は止める方向にしたので前々から参加したいと思っていたこのイベントに申し込みました。前夜に念のため確認をすると、後輪ブレーキシューがホイールに当たっていてかなりの抵抗になっていました。それは修正できましたが.....(運送時による影響か、ホイールを脱着した方の影響か?たしかに10段では起こらなかったのですが、11段はリアメカを引きながら脱着をしないと上手くはまりませんね)知らずに210キロをそのまま走っていたら負荷練習悲劇です。
3時に起床し準備。みんなで10キロ自走移動でスタート会場へ。待ち時間は寒くてブルブル。半パンは少数派のようですがこの先を考えると少ないスネ毛を頼りにしむ半パン体勢でしょか?
半パンマンは俺さ!やなせたかしさんすみません半パンマンは寒さのせいか、トイレが近いようです。弱いですね。

スタート後は先頭を追いかけ、しばらくして追いつきみんなでローテ。そのまま集団で走りますが、気がつくと集団内に生息する仲間は一人になっていました。みなさん少しづつ神隠しにあったようです。7〜8人の先頭集団でしばらく進み、Z坂の手前数キロのトンネルを抜けたハイスピードの下りで、サドルバックを後方へ置き去りという華麗な技を披露。このような事はなかなない稀なことですね。仕方が無いことでこちらが確認をしていなかったのも不注意ですね。運送時などの状態が影響しているのでしょうか?いままでの同士の皆さんはそのままハイスピードで通過していかれました。戻ってしっかりと設置し、一人寂しく進んでいると若者の仲間が一人待っていてくれました。(最近急成長の)律儀な若者です。厚く御礼し二人で進みます。しばらく進むと噂のZ坂に突入。律儀をお返しするため後方ペースを確認しながら300〜320wぐらいで進んでいると、先の方に2名の人影が。そのお二人とは、ローテに全く入らなかった人と身体が揺れていた人でした。二人の律儀な世界を存続させるために、そのお二人は通過させていただきました。しばらく律儀な社会を楽しんでいると、100キロ手前で後方から一人に追いつかれました。観察をすると置き去りさんではなく、集団内で一番安定した走りをしていた若者。おまけに米ックスというおしゃれなフレームにコンコールをつけている通な方。あとで質問をしたら、途中のチェックポイントに立寄ったので抜いたようです。3人で100キロ中間ポイントのお弁当広場まで仲良し走行。この時点での到着は2〜3番手だったようです。今回の趣旨は仲間で楽しむツーリング。後方を待ちながらしばしの休憩。このようなイベントでゆっくりと座りながらお弁当を食べることは稀です。みそ汁もいただいたので満腹です。ヨネックスさんとお話をすると、やはり元実業団選手だったようです。ゆっくりと弁当を食べていたこの間に数名に追い越されたようです。仲間が揃ったところで出発。ヨネックスさんと明日棚http://www.nekomoto.com/archives/2008/09/0417.htmlさん以外は我々の仲間。バラケナイように後方を確認しますが、段々と後方独立運動が盛んになり、暫定政府も寂しくなります。途中何度か独立を試みた仲間がいましたが、集団ペースを落とさせコントロールし安定政権を確保。明日棚さんは脚はあるのですがペース配分が自己中心的で、しかもコース上をフラフラと左右にフリーライド自由な動きをします。恐らく本人にその意識はないかと存じますが、後ろの人は肉体的にも精神的にも気を使います。これが作戦だとしたら恐るべしソロ参加者です。途中のポイントを通過しようとしましたが、一名を除きみなさん着いてきません。しばらく待ってからUターンをしチェックポイントへ戻ります。通過の一名は<この先の坂を自分のペースで上がるために先へ進む>とのこと。フランクシナトラのマイウエイが聞こえてきました。(ここでこの一名の方の選択が賢明な成功をします)みんなはチェックポイントで小休止。その後はまったり走行を希望する方を除いた3名で進みます。しばらく進むと突然坂が現れました。どうやらここは佐渡210コースの2カ所の坂のうちのひとつのようです。坦々とすすんでいると、お二人が独立運動開始。しばらく様子をみますがこのままでは先に進んだ仲間へ追いつけません。申し訳ないのですが、そのままのペースで上り、下りは若干踏み目のペースで前を追います。ひとりで山の中を進んでいると日本太鼓の応援が聞こえてきました。先へ進んだ仲間はなかなか見えません。このあたりのコースは気持ち良くとても楽しく走れました。ようやく最後のチェックポイントの手前で追いつきローテができました。その後は勾配を制御し、できるところはローテをしながらゴールまで。やはり止まらないのが速いとしみじみと感じました。
風の影響もあり7〜8割を下ハンで走ったので首が痛くなり、翌日は仕事中に首のストレッチばかりを行う変な人と化しました。これからの社会では下ハン生活に慣れないといけませんね。
帰りの佐渡タクシーの運転手さんからの情報では6月にはクロマグロがあがるそうです。生のクロマグロとは美味しそうです。個人的には<ながも>
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/52/349/110201nagamo-tenp1.pdf
に感動しました。あまりに美味しくて一瞬佐渡に引っ越そうかと思いました。このネーミングは単なる長い藻なのでしょうか?ならばロンゲのようにロン藻でも良いかもしれません。

私は一足先に失礼しましたが仲間の皆さんはアフターライドを満喫されていたことでしょう。のんびりと過ごす佐渡のひと時はまた格別ではないでしょうか?佐渡は風光明媚なよいところですね。また別の機会にじっくりと喘ぎ観光したいと感じました。