田口峠

日曜日は秩父ツーリング。今回は車でのアプローチでしたので4名限定で挑みます。
土坂峠を抜けての下りは先月よりはマシになったようですが、コーナーの所々に砂があり慎重に下ります。途中右に折れると恐怖斜度の塩沢峠の入り口。この入り口は恰も人に優しい雰囲気を醸し出していますが、ズンズンと進むと恐ろしい斜度が出迎えます。ある意味いろいろと社会勉強に当てはまる縮図です。
一度目の休憩はいつもの森カフェで。先月に伺っていた通りにロードバイクスタンドが設置されており感動。こちらの役場に方と少々立ち話をして、現地に経済効果を齎す宿泊セットでエントリーフィーはお安めの<ぶどう峠&十国峠の2日間ヒルクライム>の提案をしておきました。次は塩之沢峠の旧道を。地図上ではショートカットできるスーパー林道があるようですが、途中からダートになっているという役場の方の情報。さらに逆方面は崩落をしており50メートルくらい道が無いとのことです。正にスーパーな状態です。不謹慎なショートカットは諦め、正規のルートで田口峠へ。憧れの田口峠は斜度こそ急ではありませんがクネクネクネクネとワインディングしており道を作った人の気持ちを想像しながら上っておりました。この峠は木陰が多く暑さを凌げ快適です。身体に優しい田口峠ですね。峠はトンネルで呆気ないのでゆっくりと下って臼田で集合。この日はとても暑い日で、人気の無い臼田の街は灼熱の太陽が照りつけクラクラと心まで白くなりそうな陽気でした。ホワイトマインドのまま日陰のない299を十国峠へ向かいます。数年前に夏の太陽のもと一人麦草から自宅へ帰る時の灼熱地獄の記憶が甦ります。こころが折れそうになり秩父荒川の橋から泳ぎたくなったあの時よりは全然マシだという比較級を当てはめ、暑い日差しの中バイクに抜かれながら進みます。
下りは長く所々ガレているので気が抜けません。今朝方に寄ったもりカフェにもう一度お邪魔してブレーク。休憩後は志賀坂を超えて逆風のなかデポポイントまで。
立寄り湯へよって峠5本分の汗を流しさっぱりと。なんのことは無い町営の温泉ですが、ここの蕎麦が美味しかったですね。田口峠付近の風景はなんとも独特の風情があり、またいつか走ってみたくなるような風の誘いを感じました。
今回の峠でところどころクロスした御荷鉾スーパー林道。いつかこの御荷鉾スーパー林道へ太いタイヤをつけて走ってみたいと思います。いくらなんでもマウンテンバイクで走るのは避けたい感が有りますので、あくまでロードバイク改良かシクロクロス擬マシン(時分は無いのでEPSにスポーク32ノーマルホイールに最大限のタイヤでシューズはそのまま)これはこれでまたひとつの夢として棚上げしておきましょう。

走りやすそうな路面のようですね。しかし崩落もしています。
http://torasan95.exblog.jp/20037747

正規ルートの獲得標高は3600メートルでした。距離は178キロ