栂行け

当日の早朝までは雨が降っていましたが、試走時間のあたりからあがってきてグッドなタイミング。スタート前にはインナーウエアを脱ぐほど気温があがりました。E2がスタートするとコースは急斜面がしばらく続きますが、先頭はガンガンと上げています。おじさんは死にそうになりながら前方を確認すると、派手なオレンジ色の憎いヤツがガンガンひいています。どうやらこの迷惑な輩は知り合いの若者のようです。おじさんの対策は来週のあざみ用に装着したインナー36でくるくる回すという限界がある二十日鼠走法。これには心肺機能が心配になるというあたりまえの弱点があります。一旦平坦になる区間までは先頭集団にいましたが、その後に心配な機能低下がより一層はげしさを増し、ジワジワと切り離し作業の仲間入りとなりました。しばらく先頭は見えますが後方の自立した人間は独立運動を保ちながらそれぞれのポジションで見守るしかありません。悲壮感にあけくれながらもここで心肺が落ち着く迄36のくるくるを楽しんでクルーズしていたのが昨年より2分増しタイムの原因ではないかと分析します。まあ、いろいろと試してみてどれも苦しくてダメだということが解り、もうこれはどうにもならないな〜と諦めの境地に辿り着くという遠回りな人生のようです。同じクラスの選手には抜かれませんでしたが、抜いた人も極僅か。みなさんそれぞれ苦しんで喘いだのではないでしょうか?軽いギアが良いのか悪いにか解りませんが、人間楽な方へ転がり落ちるということはだけは確かなようです。
せっかく苦しんだのでこの戒めは別の分野にフィードバックすることにしましょう。自己処理完了です。